私が紹介している刺繍は、いわゆるヨーロッパ刺しゅうというものです。ヨーロッパ刺しゅうには多くのステッチがあり、いろいろ覚えておくと刺繍のバリエーションが広がります。その中でも、比較的簡単でよく使うバックステッチを覚えておくと、お名前を刺繍したり、線を使った図案の刺繍にとっても役立ちます。別記事で紹介するアウトラインステッチと同じくらい、よく使うことがあるので、マスターしておきましょう!
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バックステッチはとっても簡単!
まず、裏から表へ針を出して行きます。
そして、針目1つ戻る部分に針を入れて行きます。
裏側の糸ですが、約10センチ程度残しておいてくださいね。刺し終わりの際に始末しますので、とりあえずはそのままで。
次は、針目が均一になる場所に針を出します。
次に針を入れる場所は、最初に針を出した針穴です。
このように繰り返して刺繍して行くとこのようになります。
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刺しはじめと刺し終わりの糸の始末
刺し終わったら裏側の糸の始末をして行きましょう。裏側はこんな感じになっていると思います。バックステッチは裏側も綺麗に仕上がるので、とっても扱いやすいです。
まず、刺し終わりの糸を縫い目にジグザグなどでくぐらせて処理していきます。
そして、あまった糸を切って始末します。これはもちろん裏側の写真。
刺しはじめの糸にも針に通して、刺し終わりと同じ様に処理して行きます。
この残った糸を切ったら、無事に糸の始末完了です。
バックステッチを使った刺繍の図案
バックステッチは縁や輪郭を刺繍する時や、名前の刺繍などによく使われます。面を使った図案にはあまり登場しませんが、線で表現するような図案には頻繁に登場します。
私のこのブログの刺繍にも頻繁に登場しています。1度覚えてしまえば簡単だし、綺麗に仕上がるので初心者にはぴったりのステッチです。
バックステッチ刺繍のコツ
この記事に沿って刺繍すれば、それほど難しいこともなくバックステッチ刺繍をマスターできるかと思います。コツとしては、できるだけ大きさを揃えて、ひと針ずつ丁寧に刺繍していくことでしょうか。ただ、手縫い刺繍ってちょっとした不揃いな感じが味があって良いので、気にせず楽しんで刺繍していくことが何よりのコツ?!かもしれないです。
これって返し縫いですよね!?
バックステッチを刺繍していると、ノスタルジックな気分になります。家庭科の授業で、やったような・・・そうなんです。これって、返し縫いですよね。みなさんもきっとやったことがあるはずなので、思ったより簡単にできると思います。
私はこのバックステッチが大好きで、刺繍していると楽しくなってきます。なぜって簡単だし、どんな線でも綺麗に表現できるし、失敗も少ない。バックステッチはどんどん線が進んで行くので、少しの時間で結構立派な作品ができますよ!バックステッチを使った刺繍図案も少しずつ紹介して行けたらと思います。
基本のステッチなどを知るのにオススメの本。
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